20日に大阪で開かれた記者会見には、このキャンペーンのアンバサダーに就任した人気アイドルグループ「WEST.」の中間淳太さんが登場した。中間さんは台湾と日本にルーツを持つ。プロモーション動画の撮影のため、4月に台北を訪れたという中間さんは、台北で「五感」を使った旅を楽しんだことを紹介し、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚すべてにおいて深い印象を受けたと述べた。特に士林夜市(ナイトマーケット)での食事、大稻埕に漂う薬草や乾物、茶葉などの香り、それにショッピング体験などを紹介し、「台北は五感と心を満たしてくれる都市」と語った。
特典が受けられる店舗や施設には「台北、楽しさ色々 大阪万博のついでに、台北に行こう!」と書かれたステッカーが貼られている。例えば台北メトロ(MRT)が運営する猫空ロープウェイでは、一日券が17%引きで購入できるほか、先着500名に台北市のゆるキャラ「Bravo」(ブラボー)の交通系ICカード「悠遊カード」1枚を進呈する。
国立故宮博物院では入場料が2割引き、ギフトショップの商品が1割引きとなる。ホテルについては、台北晶華酒店(リージェント台北)の宿泊料金が10%引き、捷絲旅(ジャストスリープ)の西門館と尊賢館では2連泊の料金が15%引きになる。台北観光にお勧めの2階建てオープントップバスは、1日券または2日券のいずれも、1枚購入すると、もう1枚が無料で進呈される。パイナップルケーキで有名な「維格餅家」やヌガーが有名な「唐舖子」などでは、指定商品が2個目半額となる。そのほか、大倉久和大飯店(オークラホテル)では館内レストランの食事代が10%引きに、「洪師父牛肉麺」では「牛三宝牛肉麺」を注文すると2杯目が半額になる。
スターラックス航空(星宇航空)はこのキャンペーンに乗じて、12月31日までの出発分について日本と台北/桃園あるいは台中を結ぶ往復航空券で5,000円を割り引くプロモーションを実施する。また、台北101のレストラン「捌伍添第(85TD)」、大稻埕の多数の店舗やクルーズ会社、日本の芸能人にも人気の足裏マッサージ店、さらには霞海城隍廟までもそれぞれに特典を用意している。詳しくは公式サイト(https://expooffer.travel.taipei/)を参照のこと。